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My family・・・LULUの母性♡

オカメインコのルルちゃん 卵を4個温めています
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ヒナの頃に我が家に来てから もう4年を迎えようとしています
もうすっかり大人のオカメインコに成長しています

昨年の春
お部屋に放鳥していたら
知らぬ間に食器棚の上で卵を産んでいて驚かされました(@◇@)y
卵は鳥かごに移してやりましたが、、、
一羽しか飼っていないので 卵は無精卵なんです(><)...
でも ルルはそのことを知りません
とても愛おしそうに ひたすら卵を抱いていました
日が経つごとに卵は増えて 10個もの卵を産んで抱こうとしますが
なにせルルには初めてのことで 卵は丸くってコロコロ転がるし・・・
昨年は苦戦していました
一ヶ月程あたため続けましたが あきらめて抱くのをやめました

そして今秋 また産卵期がやってきて 今は4個の卵を抱いています
今回も大事に大事に 卵を抱いています
無精卵だからといって 卵を取り上げてしまうことも出来ず
納得がいくまで抱かせてやるのですが 気の毒にも思えてきます
鳥かごの前を通る時にはついつい
「ルルちゃん頑張るね〜!」「疲れるでしょう?」
「ご苦労さんやね」「えらいね〜」っていつも話しかけます

普段ならリビングにも キッチンにも トイレにでもストーカーのように
肩に止まってくるルルなのに カゴから出して!とせがむこともなく卵を抱いて
鳥かごに近づくと威嚇してきます


誰も教えないのに 母性の本能のままに卵を抱くルルを見ていて
あらためて「母性という本能の強さ」について考えさせられます
守るものがある母の姿です

妊娠中に「あぁ 私も動物の一種なんだなぁ・・・」と
感じることがよくありました
明らかに 違う生き物になった気がしました
きっと 普段は閉じている 本能の目が開くからなのだと思います
自分の体から ひとつの命が産まれる奇跡的な神秘体験ですものね


生後6ヶ月の娘をベビーカーに乗せて歩いていたときのこと
ベビーカーの前輪が段差に突っかかって 真っ逆さまにひっくり返したことがありました

そのとき わたしが取った行動は・・・

砂だらけになって泣いている娘の顔を 夢中でなめていました
手で払うとか ハンカチを出して拭くとかではなかったのです
「ごめんね ごめんね」って言いながら なめていました

ハッと我に返った時に どう考えても
どうしてそうしたのかわからないんです
でも あの瞬間に本能でそれが最善だと感じたことには違いないんです

不思議でした
動物たちはなめてケアするけれど わたしは人間なのに・・・?
痛みを分ちたいと感じたのでしょうか
でも あの時の本能的行動は 守りたいものへの行動でした

初めての育児にやや疲れもあった あの頃
自分は子育てに向いていないのではないかとまで思ったこともありました
でも あの日の出来事がわたしに「母性」を認識させてくれました

知識や思考が先行しがちな この世の中では
本能というチカラを使うことが少なくなっている気がします
でもやはり 忘れてはならない本能というチカラ

乗るか反るか・・・
未来を左右するタイミングを読むことも
生死を分けるような選択も
大事なことを選択するとき必要とするチカラ
決め手は 本能と経験なのでしょう

アロマは人を自然回帰させて 本能をかき立てたり
気付きを与えてくれる 生きたエッセンスです
自然は 人が忘れかけているいろいろなことを教えてくれます
必要な時に本能のチカラを発揮できるように
退化させることなく 生きていきたいですね

この度のルルの産卵によって ふとそんな記憶が蘇りました
ありがとう ルル♡
by Neutral-Balance | 2012-12-13 09:30 | *私の好きなもの
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